【送検事例・図入り】開口部付近で墜落防止措置怠る
2017.12.11
【安全スタッフ】
横浜北労働基準監督署は、墜落防止措置を怠ったとして学校法人と同法人の事務部主任を安衛法違反の疑いで横浜地検に書類送検した。同法人の労働者が学校敷地内で草刈りの準備作業を行っていたが、その場所は開口部に接しており、労働者は5mの高さから墜落し、全身打撲により死亡した。事務部主任は、安全帯を使用させるなどの対策を講じていなかった。(H29・11・1)
事件の概要
事故は、学校法人の敷地内で発生。通路の柵を乗り越えたところに植込みがあり、その場所は開口部と接していた。開口部の下方は駐車場になっている。同法人の労働者は、植込みの草刈りを行うための準備をしていたが、作業中に植込みから墜落し5m下の駐車場に落ちた。労働者は全身打撲で、当日に死亡が確認された。…
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平成29年12月15日第2296号 掲載