【ちょっと一息】第38回 夏の風物詩…線香花火/中込 平一郎
2014.07.15
【安全スタッフ】
考えていてもそのことが分からないまま、心に置いていることがあります。その中の一つに、日本人ほど季節を受け入れる民族は珍しいということです。春夏秋冬を楽しみ、生活の中に上手に生かしていると感じます。
間もなく、真夏がやってきます。涼風を待ちわびながら「暑いですね」が日常のあいさつに使われる毎日であっても、どこかに涼しさをつくり出す名人だと思います。目で涼しさを感じるために、冬には使われないガラスの容器に食材を盛り、音で涼しさを感じるために風鈴をつったり、あるいは茣蓙を敷いて皮膚感覚で涼しさを感じたりしています。最近は以前ほど見かけなくなりましたが、夜ともなればバケツを持ち出し、…
筆者:中込労務安全事務所 建設業労働災害防止協会 セーフティエキスパート 中込 平一郎
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平成26年7月15日第2214号 掲載