【社労士が教える労災認定の境界線】第164回 診療所の看護師が予防接種後に新型インフルエンザを発症
2014.01.01
【安全スタッフ】
災害のあらまし
看護師Aは、勤務している診療所からの業務命令により新型インフルエンザの予防接種を受けた。その後、体調が不良となったため、検査をしたところ新型インフルエンザを発症していることが分かったもの。
判断
Aの職業が看護師であって、必要な医療体制を維持するため、診療所の業務命令により新型インフルエンザの予防接種を受けざるを得ない状況だったこと、予防接種による発症に医学的な因果関係が認められたため、業務上と判断された。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会 社会保険労務士小泉事務所 所長 小泉 正典
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平成26年1月1日第2201号 掲載