【社労士が教える労災認定の境界線】第168回 手待ち時間にコンビニへ行く途中に側溝に足を取られ捻挫
2014.03.15
【安全スタッフ】
災害のあらまし
S社員は、一般貨物自動車運送事業のT社において、中型トラックの運転手として、主にスーパーマーケットなどの販売小売店向け商品配送を専ら担当する社員であった。
取引先会社設営のスーパーマーケット商品配送センターに中型トラックを乗り付けて、指定貨物の積み込みを行おうとしていたところ、配送貨物の一部が交通事情によりいまだ到着していなかった。
さらには他の配送貨物の仕分作業が一部完了していなかったため、S社員は他の配送用貨物の積載作業を中断せざるを得ず、担当者に伝達し、センターを離れ、比較的近隣にある行きつけのコンビニエンスストアに入ろうとして徒歩で移動していた。
その時、…
執筆:一般社団法人SRアップ21 青森会 タカヤ社会保険労務士事務所 所長 高谷 裕二郎
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平成26年3月15日第2206号 掲載