【社労士が教える労災認定の境界線】第182回 外にあったバス部品を取ろうとしてハチに刺され負傷
2014.11.01
【安全スタッフ】
災害のあらまし
M社は、自動車整備業および中古バス販売業を営む、労働者15人程度の中小企業である。その事業の一環として、著しい経年劣化や水没などにより運行の用に適さなくなったバスを安値で買い取り、車体を化粧直ししたり使用可能な部品同士を組み合わせるなどして走行可能な状態に再生して販売する、という業務を行っていた。
M社は、バスの部品取りや組立てを行うための工場と事務所とを所有しており、買い取ったバスおよびその部品は工場敷地内に保管していた。敷地は二方面を土手に囲まれており、土手には雑草がうっそうと生い茂っている。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 宮城会 社会保険労務士事務所ONE 代表 中島 文之
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平成26年11月1日第2221号 掲載