【社労士が教える労災認定の境界線】第160回 動き出した台車を止めようとし陳列棚との間に挟まれケガ
2013.10.01
【安全スタッフ】
災害のあらまし
日用雑貨を販売するスーパーマーケットでの出来事。商品の品出し・陳列を担当しているA。
いつものように、ストックヤードからカゴ付台車に洗剤などたくさんの商品を積んで、売り場に向かっていた。その日は、お腹の具合が今ひとつで、急にトイレに行きたくなり、その場に台車を置いたままにし、トイレへ駆け込んでしまった。
他部署への郵便物を届けるために、たまたまそこに通りかかった事務のBは、台車が動き出しているのに気づき、このままだと陳列棚にぶつかってしまうと思い、あわてたBは、必死に止めようと台車を押さえたのだが止まらず、陳列棚と台車の間に腕を挟まれケガをしてしまったものである。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会 鶴田社会保険労務士事務所 所長 鶴田 晃一
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平成25年10月1日第2195号 掲載