【産業カウンセリングの現場から】第64回 EAPは「精神科医との連携」が重要

2014.01.15 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

登録相談機関つくる

 日本では1990年代にEAP会社が少しずつできてきました。今は大手の損害保険会社系のEAP会社が契約数を増やしていると考えています。「大手が良い会社」と考える経営者もいることでしょう。しかしながらEAPは医療、とりわけ「精神科医との連携」が重要なのです。この点や相談員の質で少なくとも札幌圏において大手が優れているとは思えません。地元のことは地元の精神科医が関わらなければなりません。

 私は平成3年に札幌医科大学医学部を卒業して精神科の医局に入局、その後大学病院を含む北海道内のいろいろな病院で精神科医として勤務した後、平成15年にメンタルクリニック(いしかわ心療・神経クリニック)を開業しました。開業前に取得した産業医の資格が札幌では「メンタルの産業医」のニーズが高く、現在も5事業場の嘱託産業医をしております。開業以後もEAP絡みでさまざまなことがありました。例えば私自身で会社を設立する前には、提携もしていないのに大手損害保険系EAP会社から患者さんを「丸投げ(経緯も不明なまま当院を勝手に紹介、相談員不明)」されたことが数回あります。…

執筆:㈱EAP北海道 代表取締役 いしかわ心療・神経クリニック 院長 石川 博基

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成26年1月15日第2202号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。