【産業カウンセリングの現場から】第74回 世界に一つだけの花ギャップ
2014.06.15
【安全スタッフ】
「違いがある」ことの認識を
多くの企業でメンタルヘルス対策の支援をさせていただくなかで、担当者の方が最近世代間ギャップに苦慮されていると感じることが多くなりました。実際、主人が会社を経営しており、私も人事総務的な部分を手伝っているのですが、ここでも世代間ギャップのようなものは肌で感じます。「ゆとり世代はこれだから困る」「言ったことしかできない」「意外と打たれ弱い」「ちょっと負荷を与えるだけですぐにストレス過多となり医師の診断書を持ってくるから、どう対処したらよいのか分からない」…そんな問題を、私なりに改善できた例などを皆様の体験と共有しながら、世代間ギャップについて考えたいと思います。
まずは20歳代、30歳代の方と40歳代以上の方との時代背景が物事に、どのような違いが生じているかを考えてみました。
【40歳代以上の時代背景】
・高度成長期を知っている→…
執筆:東京産業保健総合支援センター 促進員 産業カウンセラー 柏崎 咲江
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平成26年6月15日第2212号 掲載