【産業カウンセリングの現場から】第83回 子どもが池で溺れることを防ぐように

2014.11.01 【安全スタッフ】
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取組みは二次、三次予防から

 物心がついた時から一度も進路に迷うことなく、エンジニアとしてメーカーに就職した私ですが、思うところがあって産業カウンセラーの資格を取りました。これを機に自ら志願して、26年間働いてきた開発部門の管理職から一介のメンタルヘルス活動推進担当者に転身して、あっという間に10年目に入りました。日々の活動を通じて感じている「企業のメンタルヘルス活動において何が大事か」について、例え話を使って私見を述べたいと思います。

 例えば池で子供が溺れていたら、大人なら池に飛び込んで助けると思います。これは、メンタルヘルスにおける三次予防(復職支援)に当たります。もしも池の周りで監視員が見張っていれば、すぐに発見できて大事に至らずに済む可能性が増えます。これは同じく二次予防(早期発見、早期対応)に当たります。

 多くの企業でのメンタルヘルス活動は、…

執筆:集団認知行動療法研究会 世話人 田村 隆

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平成26年11月1日第2221号 掲載
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