【産業カウンセリングの現場から】第50回 障害年金をメンタルヘルス対策の一環に

2013.06.15 【安全スタッフ】
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どんなに優れた対策でも……

 筆者は長年の企業人事労務担当と社会保険労務士としてメンタルヘルス対策に携わってきた経験から、企業活力を生み出すメンタルヘルスの施策に障害年金の活用を組み込むことを提唱しています。現在進められているメンタルヘルス対策は先進的な取組みも多く大変感銘を受けています。しかし、疾患が改善され職場復帰を前提とした取組みなど心の健康を害された方がすべて回復すると錯覚するほどの一側面のみが取り上げられていることを懸念しています。

 どんなに優れたメンタルヘルス対策を講じても労働能力を長期に失う方が存在することにほとんど触れられていないのです。

 現実には、どんなに力を尽くしても職場に復帰できない方が少なからずおり、その対応策が論じられていないのです。

メンタル疾患は貧困につながる

 心の健康を害して職場に復帰できないことは、給与生活者にとってはそのまま貧困につながる可能性が極めて高く…

執筆:社会保険労務士事務所社労企画 代表
群馬産業保健推進連絡事務所内(独)労働者健康福祉機構メンタルヘルス対策支援センター
促進員 塚越 良也

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平成25年6月15日第2188号 掲載
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