【想いはせれば】第15回 油断は大敵、感電災害
2015.08.01
【安全スタッフ】
戦後間もないころ、私は炭田で有名な九州の筑豊地方の田舎に引っ越してきました。家の前の小川にはウナギやドジョウ、ハヤやドンコ(カジカの一種)などが棲んでおり、子供たちは夏休みの時期になると、網やザルを手に貴重な動物性タンパク源になる小魚取りに日長過ごしていました。たまに「仕掛け」にウナギや大物の魚が入ると、家でも近隣でもヒーローでした。そんな夏のある日、川の傍らの公共の電線から引いた長い電線の先を竹の棒に巻き付けた、見かけない男が2人、川に入って、その竹の棒を川の中の石垣の穴に入れると、…
執筆:セフティレビュー 代表 末松 清志
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年8月1日第2239号 掲載