【産業カウンセリングの現場から】第88回 コミュニケーションに長けた人つくる
2015.01.15
【安全スタッフ】
自己啓発を目的に
2014年5月現在での産業カウンセラーは全国に5万人以上、その大半が日本産業カウンセラー協会主催の養成講座修了者です。養成講座は1960年の協会発足以降、全国各地で開催されてきたものが、1992年に第1回産業カウンセラー養成講座世話人の指導者研修会が開催され、以降、全国的な内容のすり合わせや指導者育成が行われるようになっています。このような長い歴史を持つ講座ですが開催される年代によって受講者の方々に傾向があり、その時代のニーズを色濃く反映しているように思います。そこで産業現場のニーズがその取り巻く環境も含めてどのように変化してきたのか、養成講座受講者の傾向という見地から振り返ってみたいと思います。
私自身は1992年に産業カウンセラーを目指して養成講座を受講しました。その時、同じグループになった受講仲間は12人ほど。3分の2は女性で、…
執筆:(一社)日本産業カウンセラー協会東京支部 支部長 鳥井 由紀子
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年1月15日第2226号 掲載