【社労士が教える労災認定の境界線】第192回 出張中に上司と飲酒後、宿泊施設の階段から転落

2015.04.01 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 A社は転職希望者と企業をつなぐ有料職業紹介事業者。社員Mは上司Tとともに企業開拓のため、定期的に地方へ出張することが多い。その日も1泊2日の予定でO市に向かい、営業活動をしていた。業務終了後、Mは会社で予約した宿泊施設内でTと食事をした。その日の営業の成果や、プライベートの話などをしながら飲酒もしていた。普段、Tとの出張の際は業務終了後に反省会と称して飲食をともにしている。今回は、食事を終えた後、Mが宿泊施設内の階段を踏み外し、尾骨を骨折した。…

執筆:一般社団法人SRアップ21 北海道会 ぴりかFP社労士事務所 所長 今野 知可子

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平成27年4月1日第2231号 掲載
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