【社労士が教える労災認定の境界線】第197回 昼食後に点呼で移動中、車体に接触して転倒

2015.06.15 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 鉄道車両の保守工事を行う現場(保守車両基地内)において、保線保守車両(検測車)の整備作業に従事しているときに発生した事故である。

 鉄道関連会社B社に入社したばかりの新入社員Aは、他の社員とともに上司の指導を受けながら作業に当たっていた。ちなみにAは、現場に出るのは入社して2日目だった。当日の服装は、安全靴に作業服、それに安全チョッキと呼ばれる蛍光色のチョッキ、手には軍手、そして頭にはヘルメットを着用していた。

 整備作業を行う保守車両基地を雨風から守るため、外部は屋根のある建物で覆われているが、その周辺には通常の旅客車両が通る線路がある。作業員の身を守るためと、鉄道車両の運行を妨げないようにするため、作業中でも車両が近くを通行する場合は、運転手に見えるように手を上げなければならない。…

執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会 熊谷社会保険労務士事務所 所長 熊谷 祐子

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平成27年6月15日第2236号 掲載
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