【産業カウンセリングの現場から】第101回 「声かけ」で誰もが支援者に!
2015.08.01
【安全スタッフ】
産業医活動にのめり込む
自分は平成22年4月に独立し、現在は8事業所の産業医、医師会の委員会活動、産業保健活動総合支援事業の地域窓口(新宿地域産業保健センター)の登録相談員、大学の非常勤講師など産業保健活動を中心に生計を立てています。産業医活動に興味を持ち始めたきっかけは、病気の予防に興味を持って平成3年度より東京都衛生局に入局し、保健所や保健センターなどで地域保健活動に従事し、活動の一環として、エックス線検診車で地域の小規模事業所を巡回して健診を行う事業があり、働く人の健康レベルの向上が重要、と思ったことに始まります。平成7年に産業医認定取得後は、所属する自治体の区役所、図書館、清掃事務所などの産業医を兼任し、専属産業医を3年経験して現在に至っています。
産業医活動のなかで、年々メンタルヘルスケアに関連するニーズが増加し、自分の活動時間の約半分を当てる状況となりました。…
執筆:高輪労働衛生コンサルタント事務所 代表 東京都医師会産業保健委員会 副委員長
日本産業衛生学会指導医・専門医 寺田 勇人
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平成27年8月1日第2239号 掲載