【産業カウンセリングの現場から】第103回 ストレスチェックは”準備”で決まる

2015.09.01 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

大切なのは「安心感」の確保

 12月からのストレスチェック制度の施行に合わせて、準備に取り掛かる企業が増えてきました。私が関係する団体でもさまざまな方からの相談をいただいております。そこで、日々の相談で感じていることをいくつかお話したいと思います。

 まず、ストレスチェックの準備段階において最も大切なことは受検者(従業員)がありのままの自分を答えられる安心感や信頼感を確保することです。会社への遠慮や不信感があると、正直に答えることをためらったり、作為を加えたりすることにつながり、ストレスチェックが実態を表さない結果に終わります。受検者の安心感・信頼感を確保するためには、法令に定められた手順を踏まえて社内のルールを作成し、周知徹底することが欠かせません。

 ストレスチェックの結果による不利益取り扱いは行わないことを明言することはいうまでもありませんが、…

執筆:(一社)日本産業カウンセラー協会中部支部 会員部長 (一社)産業保健法学研究会 評議員
静岡産業保健総合支援センター メンタルヘルス対策促進員 清水 達也

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成27年9月1日第2241号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。