【産業カウンセリングの現場から】第106回 「判例の射程」を伝える
2015.10.15
【安全スタッフ】
メンタルヘルス法務の研修開始
私の名刺には、「弁護士」の次に「メンタルヘルス法務主任者」の文字が連なっています。ご存知の方も多いでしょうか、安衛法の第一人者、近畿大学の三柴丈典教授が主宰する産業保健法学研究会が実施している民間資格です。
この2つの相乗という意味もあり、昨年11月、日本橋大伝馬町という地に現事務所を開設した後は、主な取扱い分野を「メンタルヘルス法務」に絞って活動しています。本年2月からは、九段下の東京産業保健総合支援センターにおいて、産業看護職・人事労務担当者向けの研修を受け持っています。同センターの相談員に「法務の難しさが産業保健・人事労務の現場で障壁になっているのであれば、それを緩和できるようなものを提供してみたい」と話してみたところ、面白いぜひやろうと呼応していただいたのが契機でした。…
執筆:伝馬町法律事務所 弁護士 西園寺 直之
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年10月15日第2244号 掲載