【社労士が教える労災認定の境界線】第206回 警備員が現場間を移動中にバイクで自己転倒
2015.11.01
【安全スタッフ】
災害のあらまし
女性警備員のAが明日から大型連休の始まる前日(就業日)に、バイクを運転中に自己転倒して左足の膝と関節内の骨折を負った事案である。
Aの業務は、電気工事業者が電柱のメンテナンスを実施する時に、同業者が作業中の道路において、車両や歩行者の交通誘導を行うもの。電気工事業者は1日に数件の作業を予定しているため、当日の1番目の作業現場で集合後は、警備員は電気工事業者の作業車の後方を追尾していく要領で、作業現場を移動するのが通例となっている。この日も1件目の作業現場で仕事を終えた後に2件目の作業現場へ向かう途中だった。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 大阪会 ファロス社会保険労務士法人 代表社員 宮田 元
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年11月1日第2245号 掲載