【社労士が教える労災認定の境界線】第208回 休憩中の昼食買出しで共用階段から転落
2015.12.01
【安全スタッフ】
災害のあらまし
人材コンサルティング会社T社本社に勤務するコンサルティング部の男性社員Sさんは、いつも休憩時間中に徒歩5分圏内の社外に昼食を買いに行き、社内に戻って自席で食事を済ませている。被災当日、同じように社外で昼食を購入して自社がある2階フロアへ階段を昇っていたところ、階段の保護シートの一部が剥がれている部分に足をとられて転倒し、階段を滑り落ちた。骨折などには至らなかったものの、全身を打撲するケガを負った。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 山梨会 社会保険労務士高岡綜合事務所 社会保険労務士
笹本 裕也
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平成27年12月1日第2247号 掲載