【社労士が教える労災認定の境界線】第211回 終業後にオフィスビルの共用階段から転落
2016.01.15
【安全スタッフ】
災害のあらまし
X保険代理店は、さまざまな会社が入っている8階建てのオフィスビルの6階に入居している。そこの従業員Aは、仕事を終え、タイムカードに終業時刻を押した後、会社の入出ドアを開けて廊下を抜け、オフィスビルの出口に向かうため、エレベーターの昇降口で待っていた。しかし、なかなかエレベーターが上がって来ないので階段を使用して1階フロアーまで降りることにした。その途中、足を踏み外してしまい、転倒して階段を転げ落ち、その際に左肩を床面で打撲して負傷、左足首を捻って骨折してしまった。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 高知会 土佐労務管理事務所 所長 岩山 克
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年1月15日第2250号 掲載