【社労士が教える労災認定の境界線】第215回 訪問看護師が利用者に金属バットで殴られる
2016.03.15
【安全スタッフ】
災害のあらまし
訪問看護師Aが、認知症の男性利用者にいきなり金属バットで頭部を殴られて負傷した。検査の結果、頭部と左肩の打撲で3週間の加療と労務不能と診断された。
Aは、事業所の所長(管理者)としての立場にあり、通常は管理者としての業務のみに従事していた。この日は、在宅でリハビリの必要がある認知症男性の担当者をしている訪問看護師Bが風邪をひき休んでいたために、管理者でもあるAが代行訪問した際に起こった事故である。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会 熊谷社会保険労務士事務所 所長 熊谷 祐子
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年3月15日第2254号 掲載