【安全文化を創る】⑥役割と教育
2013.06.01
【安全スタッフ】
「教育・訓練」は、安全文化基盤の重要な要素項目です(5月1日号参照)。
今号では、「階層別役割」に対応する「安全衛生教育体系」の事例を紹介します。
「現場の安全を支える」が明確に
JFEメカニカルでは、安全衛生教育体系を構築するにあたり、教育企画の前提となる階層別役割を従来のピラミッド構造のものから上下逆の配置にして考えました。
この発想の転換によって、「管理者や監督者の役割は、現場で働く作業グループの安全を支えることにある」という考え方が、より明確になりました。
図1は、補修作業を事例にして次の4つの階層別役割を表現したものです。…
執筆:JFEメカニカル 安全衛生担当役員付理事 西坂 明比古
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成25年6月1日第2187号 掲載