【超高齢社会の働き方・働かせ方】第2回 経営側が抱える課題 手抜きで生産性下降 新人不在は活性化阻む/糸賀 大
2018.01.22
【労働新聞】
定年前60%でも割高に
前回述べた超高齢社会が深耕していく中、経営者が抱える課題について観察し、対応策を模索してみる。
課題は多々あるが主たるものとして3つを挙げたい。(1)求人難、(2)自社従業員の高齢化、(3)総人件費の増加の3点である。
(1)求人難
前回確認したように長年にわたる少子化の影響から、生産年齢層が激減していく。出生率が2.8を上回らないと人口減少には歯止めがかからないといわれるが、昨今の出生率は1.4程度なので、まだまだ今後とも生産年齢層の減少傾向は続く。…
筆者:合資会社 社長支援室 代表 糸賀 大
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平成30年1月22日第3145号13面 掲載