【事故防止 人の問題を考える】第14回 パニックと錯覚、そして集団欠陥
2017.04.15
【安全スタッフ】
ヒューマンエラーの原因となる人間の特性、今回は、突然起こるパニック、思いもよらない錯覚、そして人の集まりのゆがみが作る集団欠陥の3つを紹介します。
パニック(panic)
慌てて脳が正常に働かない
パニックは、突発的な不安、恐怖、ストレスなどによる混乱した状態、または行動とされ、非常に驚き慌て、脳は正常に働かず、普段なら簡単にできることができずエラーを犯しやすく、時に信じられない行動をすることもあります。
その行動例には、料理でフライを揚げている時、鍋の中に火が上がった瞬間、かけてはいけない水をかけてしまうことが挙げられています。…
執筆:労働安全衛生総合研究所 リスク管理研究センター センター長 高木 元也
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成29年4月15日第2280号 掲載