【建設業の労働災害事例】第224回 過負荷によりクレーンが転倒する
2016.01.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.自動車用道路のPC橋架設工事で、事故時は床版上で使用した4.9tクローラクレーン(重量8.225t)を地上に設置した45tクローラクレーンで14.38m下の地上に降ろす作業が行われていた。
2.床版上で職長(合図者2次下請)が4.9tクローラクレーンにワイヤロープで2点で玉掛けし、オペレーターがブーム角度70°(作業半径12.5m、定格荷重6.4t)で巻上げをしたところ、警報が鳴り、同時に過負荷防止装置が作動したため、オペレーターは過負荷防止装置の安全装置を解除し、巻上げを続行した。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成28年1月1日第2249号 掲載