【建設業の労働災害事例】第225回 重機運搬車に積み込み後のローラーの運転席から転落
2016.02.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は、既存の舗装道路約352mを壊し新しい道路を建設するものであるが、新道路の舗装を冬季の軟弱地盤にしたため、一部が陥没し、その手直し工事も行っていた。災害は手直し工事に使用したマカダムローラーを移送するため、重機運搬車に積込む作業中に発生した。
2.当日は同僚と午前7時過ぎから作業を開始した。被災者がローラーを運転し重機運搬車(セルフローダー最大積載量10t)に積込み、同僚作業員が搭載されたローラーを運搬車にチェーンブロックで2箇所固定していた。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成28年2月15日第2252号 掲載