【建設業の労働災害事例】第232回 溶接中、コンプレッサーの排気ガスで一酸化炭素中毒
2016.08.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.15階建マンション新築工事現場において、階段室の壁と天井に下地材の吹付け作業を行っていた2名(3次)の作業員がガソリンエンジン式コンプレッサー(排気量183cc)からの排気ガスにより一酸化炭素中毒となったものである。
2.階段室は前日に1階~15階まで扉、窓などがビニールで養生されていて、発生当日は15階→1階へとエアガンによる下地材の吹き付け作業が予定されていた。
3.発生当日、職長と塗装工の2名で8時30分より吹き付け作業を開始した。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成28年8月15日第2264号 掲載