【建設業の労働災害事例】第213回 配管交換で誤って異なる管を傷つけ塩素ガス中毒に
2015.03.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.苛性ソーダの製造工場内で、7月の点検時に腐食が見つかった液体塩素を送る配管1本の交換作業で、工期は3日間であった。
Aの所属する事業場は1次下請けで、配管の交換には4名が稼働していた。
2.作業は11月14日から開始され、はじめに屋外配管の交換に必要な外部足場が組立てられた。翌15日に交換する配管を、元請職員からA等に指示されたが、元請職員は誤った配管を指示してしまった。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成27年3月1日第2229号 掲載