【建設業の労働災害事例】第217回 沈没船の船体を切断中爆発により被災する
2015.06.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は港外に沈没した貨物船を引き揚げるため、船骸をつり上げ可能な大きさまで水中アークで切断し、陸揚げ後スクラップ処理するものであった。
2.作業は5月12日から始まり最初の2日間は潜水士(スキューバ潜水)6名により現場調査及び作業手順の決定を行い、切断作業は14日から開始された。
潜水士は1本12リットル(200気圧)の空気の入ったタンク2本を装着しタンクの残圧が70気圧になった際に作業を終えることとなっていた。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成27年6月1日第2235号 掲載