【建設業の労働災害事例】第221回 硫黄凝縮器の管内を清掃中ガス中毒になる
2015.09.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は、精油所内の設備の定期点検工事で、被災事業場は、3次下請として、作業員4名が、10日程度の予定で、石油関連施設の各種管、タンク等のジェット洗浄業務を担当していた。
2.発生当日、作業箇所が2箇所のため、2名一組として作業にかかった。被災者の担当は、硫黄凝縮器の洗浄で、1ヶ月前に施設管理者が水素ガス及び空気を入れ燃焼させ、液体硫黄が流出しないことを確認後、再度空気量を増やして燃焼させ亜硫酸ガス濃度0.5%未満になったのを確認した。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成27年9月15日第2242号 掲載