【建設業の労働災害事例】第204回 鉄骨柱に昇り玉外し作業中に柱が倒れ地面に激突する
2014.08.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.SRC造地上1階建て体育館の建築工事において、鉄骨建方を請負っていた3次下請の鳶工が、当日、鉄骨柱(H鋼、30cm×20cm、高さ12m)の建方作業中に被災したものである。
作業は、同社の職長、被災者、同僚の3名とクレーン作業を請負っていた3次下請のトラッククレーンオペレーターの4名で行っていた。
2.午後3時30分頃、クレーンにより3本目の鉄骨柱が運ばれ、被災者と同僚はアンカーボルトに差し込み、被災者は柱の傾きを見て、同僚が仮締めを行い調整していたが、柱は東側に傾いたまま直らなかった。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成26年8月1日第2215号 掲載