【建設業の労働災害事例】第205回 荷を吊り上げ中、アウトリガーが沈下しクレーン転倒
2014.09.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.道路拡幅に伴う舗装工事において、積載型トラッククレーン(つり上げ荷重2.93t)でバリケード用コンテナ(総重量940kg)を車体の反対側に移動すべく、4点づりでつり上げ、旋回後にジブを倒しながら伸ばしたところ、クレーンが隣のライトバン側に転倒し、オペレーターが操作レバーとライトバンの間に挟まれたものである。
2.クレーンの設置個所は、砂と砂利が混同した軟弱地盤で、左側がやや高くわずかに傾斜していた。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成26年9月15日第2218号 掲載