【建設業の労働災害事例】第185回 アンカー作業中、クレーンが転倒し架台とともに墜落
2013.03.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は、法面崩壊防止のため長さ80mの区間について、道路からの高さ最大30mで傾斜最大約70°の法面を、45°~60°に人力掘削し、コンクリートフレームを施しアンカーを打つ工事である。
作業は、クローラクレーン(つり上げ荷重80t、ジブが伸縮しない型式)を使用して、削孔機を乗せた架台をつり上げて削孔位置に移動させ作業員が架台に乗り込みアンカーを打つ方式で、発生前日までに掘削、コンクリートフレーム工が終了し、7段あるアンカー工事の内、下から3段目までが終了していた。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成25年3月15日第2182号 掲載