【建設業の労働災害事例】第186回 発電設備の試運転中、蒸気配管継手が破裂し当たる
2013.04.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.15メガワットの自家発電設備(火力発電)の建設工事で、ボイラーの建設と、既設の蒸気タービン及び発電機を撤去し、あらたに蒸気タービン及び発電機を設置する工事である。発生当時は、発電施設の建設はほぼ終了し、試運転による各機器の検査が行われていた。
2.当日は、試運転の検査作業に元請、下請あわせて39名が入場しており、被災者は元請の機械設計担当者として、中央制御室と機械操作現場を行き来して点検作業を行っていた。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成25年4月15日第2184号 掲載