【建設業の労働災害事例】第187回 過負荷によりホイールクレーンが転倒する
2013.06.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.木造3階建の店舗併用住宅の建築工事において、当日はくい打ち工事に使用する資材等を荷降ろしする作業が行われていた。
2.ホイールクレーン(35t)オペレーター(3次下請け)は、建設敷地の私道を挟んで向かい側の指定の空き地に同クレーンをセットした。この空き地には前日、被災者が既に敷き鉄板を敷いて養生済みである。
3.はじめにトラックからセメントを荷降ろしすることとなり、オペレーターは西側アウトリガは中間張出しで、東側はトラックが通行しやすいように最少張出しとした。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成25年6月1日第2187号 掲載