【建設業の労働災害事例】第189回 潜水中、コンプレッサーの排気で一酸化炭素中毒に
2013.08.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.漁港防波堤の延長工事である。発生時は水中コンクリート上段型枠にセパレーターを取り付ける作業を、事業者(2次)と被災者の2名の潜水士(フーカー式)により行われていた。連絡員は1次の職長が担当していた。
2.潜水作業は午前8時頃から開始し、1時間30分ほど経過したとき、事業者は送気が異臭をすることに気付き、急いで海面に浮上し、送気マスクを取外した。被災者はもがきながら気を失い、海中へ沈んでいった。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成25年8月1日第2191号 掲載