【トップ&キーマンいんたびゅう】安全は一人ひとりが責任者です
2013.06.15
【安全スタッフ】
災害防止施策をよどみなく語って、迷いがない。現場の状況をシビアに凝視していればこそだろうか。塩谷建設の川辺部長は「安全は一人ひとりが責任者」と断言し、無災害へのベクトル合わせに力を尽くしている。5S・現地KYの徹底、ヒヤリ・ハット減少、リスクアセスメント推進、ABC活動展開など取組み内容も多彩だ。
――まず、建設の安全に関する部長の基本的なお考えをお聞かせ願います。
川辺 ご存知のように建設現場は重層請負、混在作業となっていて、連絡・調整が難しく、さまざまな業者、若年者、高齢者がいて日々入場する人も違いますから教育を徹底しにくい面があります。当社の職員にしても、各人の顔が違うように性格、知識、安全意識にそれぞれ違いがあるため、全く同じ方向を向かせるというのが難しい。しかし、100人中ひとりでも違った考えを持って行動するようなことがあると労働災害は防げません。…
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平成25年6月15日第2188号 掲載