【トップ&キーマンいんたびゅう】安全の責任は、すべて私が負います
2015.12.15
【安全スタッフ】
安全最優先を経営理念に掲げ、「安全に関する責任はすべて私が負う」と言い切る東鉄工業の小倉社長。ご自身の安全観や施工現場の状況を見据えての施策には、傾聴して倣いたいところが多々ある。
――御社の中期経営計画(2015~2018)を拝見しますと、基本方針・[経営理念]に『~安全はすべてに優先する~』とあります。その言葉にこめられた意味を、経営のトップである社長ご自身からお伺いしたいと思います。
小倉 当社は昭和18年に当時の鉄道省の要請により”鉄道の保持・強化”を目的として設立された会社でして、現在は線路、土木、建築、環境の4部門がありますが、今でも事業の約8割は鉄道関連工事を主体とした総合建設会社です。
そうした生まれ育ちですから、「安全」は自然当然に「大優先事項」として受け入れられています。電車、列車、乗客、駅での乗降客の安全を最優先に考えることは、別に私が言い始めたわけでなく、会社発足以来の理念で、それを最近とくに鮮明に出しているというのが実態ですね。
3D戦略で企業価値を最大化
――中期経営計画は「東鉄3D Step2018」とも称されていますが……。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年12月15日第2248号 掲載