【送検事例】フォークの用途外使用で送検
2013.01.01
【安全スタッフ】
川崎南労働基準監督署はフォークリフトの用途外使用をさせたとして、ペットボトルリサイクル会社と同社課長を安衛法違反容疑で横浜地検川崎支部に書類送検した。工場内で労働者がフォークリフトで荷をつり上げて、投入機に原料を投入していたところ、フォークが荷に突き刺さった。労働者が運転席から降り破損箇所を補修していたとき、上部の荷が落下し直撃を受け死亡した。(H24・11・15)
事件の概要
ペットボトルリサイクル工場で、労働者がフォークリフトを使い、フレキシブルコンテナバック(重さ約1t)のつりロープにフォークを通してつり上げて、原料を投入機に投入する作業を行っていた。フレキシブルコンテナバックは3段に積まれていたが、中段の荷の側面にフォークが突き刺さってしまった。労働者は運転席から降りて、破損箇所を補修しようとしたところ、破損した荷の上に積まれていた荷が…
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平成25年1月1日第2177号 掲載