【トップ&キーマンいんたびゅう】慌てず無理せず成果の蓄積図りたい
2016.08.15
【安全スタッフ】
笹島社長に本欄にご登場願ったのはこれが2度目。今回は㈱熊谷組の熊栄(ゆうえい)協力会初代会長としてである。新組織設立から4カ月余が経過したばかりだが、土木・建築・安全衛生に分かれていた活動を統合してみての感想と手応えは如何か。
――熊谷組の協力会は昨年度まで熊土会、熊建会、安全衛生協力会の3組織がありました。これを統合しての活動に関して、会員会社の皆さんからはどのような声が届いていますか。
笹島 統合は活動面でのダブリなどをなくし、組織の効率的な運用によって会員相互の連携と協力をより強固なものにする目的で行われました。熊栄協力会となっての活動ですが、今のところ支部(北海道、東北、首都圏、北陸、名古屋、関西、中四国、九州)によって違いが見られます。例えば多くの人員を動かせる首都圏では、最初から安全・品質・環境に関するいろいろな活動を試みていますし、あれもこれもやってみたいという声も聞いています。
しかし、取組みが多様になればそれだけ経費がかかり、早くも予算不足が問題になっている支部もあるようです。…
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平成28年8月15日第2264号 掲載