【トップ&キーマンいんたびゅう】”見える化”とともに”気づき”も重視
2016.09.15
【安全スタッフ】
FA(工場自動化)と電機部品の開発・製作・組立を中核として事業を展開している㈱埼玉富士。こと安全に関して堤社長は、VM(ビジュアル・マネジメント=見える管理)を推進しつつも、安全衛生委員会における労使の議論・意見交換、危険に対する管理者の”気づき”の有り様が重要であって、その停滞やマンネリ化を一番恐れるべきと語っている。
――まずお伺いしたいのは、FA(ファクトリーオートメーション)事業についてです。会社案内には『お客様の”ものづくり”の課題を、30年以上にわたる経験で解決』とありますが……。
堤 ポイントだけを申しますと、「複雑な部品を高速で組み立てたい、チョコ停を減らして稼動率を上げたい、組立製品の品質を安定させたい、省人化効果を上げるため短納期で(自動)装置を作りたい、予算が限られているので安く装置を作りたい」といった悩みとか要望を持つ企業さんに応え、自動化に向けた構想・設計から加工・組立、据付け設置、保守・メンテまで責任を持って対処するというものです。
弊社はもともと手作業による電機部品の組立てからスタートしたのですが、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年9月15日第2266号 掲載