【送検事例】電気工事で作業内容周知怠る
2013.02.15
【安全スタッフ】
福岡・北九州西労働基準監督署は、作業内容を周知させず、指揮者も定めていなかったとして化学製造業の会社と同社事業所作業長を安衛法違反の疑いで、福岡地検小倉支部に書類送検した。定期補修工事で高圧電動機の絶縁測定を行っていたところ、労働者2人が線間短絡によるアーク放電によりⅡ度からⅢ度の熱傷を負う労働災害が起きた。(H25・1・10)
事件の概要
事故は化学製造業N社の事業所構内で発生。定期補修工事に伴い、高圧電動機(交流3300V)の絶縁測定を行っていたところ、労働者2人が線間短絡によるアーク放電によりⅡ度からⅢ度の熱傷を負ったもの。…
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平成25年2月15日第2180号 掲載