【送検事例】下請けが共謀して労災かくし

2013.03.15 【安全スタッフ】
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 東京労働局は、建設業の1次、2次下請けの代表取締役らを共謀して労災かくしをしたとして安衛法違反容疑で東京地検に書類送検した。2次下請けの労働者が顔面を負傷する労働災害が発生したが「1次下請けの資材置場で負傷した」と池袋労基署に虚偽の労働者死傷病報告を提出したもの。1次下請けでは別の2次下請けが災害を起こしたばかりで、元請けに知られたくなかったという。(H25・2・4)

事件の概要

 事故は平成24年1月17日、建設工事現場で2次下請けの労働者が型枠の解体作業中、バールを使用していたところ、反動で顔面にぶつかって休業5日間となるケガを負った。2次下請けの代表取締役が、1次下請けの代表取締役に相談したところ…

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平成25年3月15日第2182号 掲載
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