【送検事例】テント張替えで墜落防止怠る
2013.04.15
【安全スタッフ】
さいたま労働基準監督署は、墜落防止措置を怠ったとして、建設業の個人事業主を安衛法違反容疑でさいたま地検に書類送検した。労働者がテント倉庫のテントシートを剥がす作業を行っていたところ、バランスを崩して墜落。高さ6.73mの梁上から落ち死亡した。現場にはローリングタワーが用意されてあったが、短時間で終わる作業ということで個人事業主は使用させることを怠っていた。(H25・3・8)
事件の概要
事故は、全体が生地でできているテント倉庫のテント張替え工事中に発生。労働者が地上から高さ6.73mの梁上でテントシートをカッターで切っていたところ、バランスを崩して墜落し死亡した。さいたま労基署は、足場を組み立てるなどの方法により作業床を設けることなく作業を行わせたとして安衛法違反の疑いで個人事業主を書類送検したもの。…
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平成25年4月15日第2184号 掲載