【送検事例】足場と引込線の接触防止怠る
2013.05.01
【安全スタッフ】
埼玉・川越労働基準監督署は感電防止措置を講じなかったとして、元請事業者と下請事業者それぞれの工事責任者を安衛法違反容疑でさいたま地検川越支部に書類送検した。何らかの原因で被覆が破れた低圧引込線が鋼管足場の一部に接触して通電の状態となっていたため、足場解体作業を行っていた下請労働者が感電し、死亡する労働災害が起きた。(H25・3・18)
事件の概要
事故は、住宅の外壁塗装リフォーム工事で発生。同工事では、足場の組立て、解体作業を下請事業者が請け負っていた。
何らかの原因で被覆の破れた低圧引込線が鋼管足場の一部に接触し、足場に電気が通っている状態になっていた…
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平成25年5月1日第2185号 掲載