【送検事例】木建現場で作業主任者選任怠る

2013.05.15 【安全スタッフ】
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 神奈川・相模原労働基準監督署は作業主任者を選任していなかったとして、建設会社と同社会長、同社代表取締役を安衛法違反の疑いで横浜地検相模原支部に書類送検した。木造3階建ての共同住宅新築工事で、屋根ふきの作業を行っていた労働者が地面に墜落し、約半年後に死亡したもの。「安全管理の不備が死亡災害につながった」として同労基署は書類送検に踏み切った。(H25・3・21)

事件の概要

 事故は、木造3階建て共同住宅新築工事の現場で発生。屋根ふきの作業をしていた労働者が墜落し、全身打撲により約半年後に死亡した。

 相模原労基署が捜査を行ったところ、建設会社会長と代表は、軒高が5m以上の木造家屋の組立てなどを行う場合は作業主任者を選任し、指揮などを行わせなければならなかったのに、…

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平成25年5月15日第2186号 掲載
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