【送検事例】タンク上の墜落防止措置怠る
2013.08.15
【安全スタッフ】
千葉・東金労働基準監督署は墜落防止措置を講じなかったとして、プラスチック加工会社と同社専務取締役を安衛法違反の疑いで、千葉地検八日市場支部に書類送検した。労働者が工場内で円筒形タンクの天板上でドリルによる穿孔作業を行っていたところ墜落し、死亡したもの。被疑者である専務は、手すりや囲いを設けるなどの墜落を防止する措置を怠っていた。(H25・7・11)
事件の概要
事故は、強化プラスチック製タンクなどの製造を行っている工場で発生。労働者が、円筒形タンク(直径3.6m、高さ5.0m)の天板上でドリルによる穿孔作業を行っていたところ地上に墜落。重傷を負い、病院に搬送されたものの…
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平成25年8月15日第2192号 掲載