【送検事例】元請け恐れ労災かくし

2013.09.15 【安全スタッフ】
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 川崎南労働基準監督署は、労災かくしをしたとして建設業の二次下請会社を安衛法違反の疑いで横浜地検川崎支部に書類送検した。解体工事現場で、二次下請けの労働者が散水作業をしていたところ、重機方向から飛来したと推定される鉄筋が労働者の左鎖骨部分に激突し骨折した。元請けに知られるのを恐れた二次下請けの現場担当者は、労働者死傷病報告を労基署に提出しないでいた。(H25・8・16)

事件の概要

 事故は、川崎市内の解体工事現場で発生。建設業の二次下請けの労働者が散水作業をしていたところ、重機から飛来したと推定される鉄筋が労働者の左鎖骨部分に激突し骨折した。労働者は療養のため4日以上休業することになったが、二次下請けの現場担当者は元請けには不休災害であったと報告。労基署には…

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平成25年9月15日第2194号 掲載
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