【送検事例】作業方法指導せず元請け送検
2014.02.01
【安全スタッフ】
川崎北労働基準監督署は、移動式クレーンの荷揚げ中に発生した労働災害について、建設会社の元請けと同社現場代理人、下請会社と同社職長を安衛法違反の疑いで横浜地検川崎支部に書類送検した。下請会社の職長は、一輪車を荷揚げする際、無資格で玉掛け作業を行ったもの。同作業で元請会社の現場代理人は、危険を防止する措置を講じていなかった。(H25・12・11)
事件の概要
事故は、ビル新築工事現場で発生した。つり上げ荷重4.9tの移動式クレーンを使用して、一輪車をバケツ代わりにしてモルタルを荷揚げしようとしていたが、一輪車が突然、…
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平成26年2月1日第2203号 掲載