【送検事例】接触防止へ誘導者を配置せず
2014.06.01
【安全スタッフ】
茨城・鹿嶋労働基準監督署は、誘導者を配置していなかったとして建設会社と現場代理人を、安衛法違反の疑いで水戸地検土浦支部に書類送検した。土木工事現場で、ドラグ・ショベルの作業半径内に労働者を立ち入らせて作業を行わせていたところ、運転者の身体がレバーに触れてアームが動いた。そのため、労働者はアーム先端のバケットと用水路の法面に挟まれて死亡した。(H26・3・11)
事件の概要
事故は、茨城県潮来市内の土木工事現場で発生。コンクリート打設を行うため、ドラグ・ショベルの作業半径内に労働者を立ち入らせて作業をさせていたところ、運転者の身体がレバーに触れてアームが動いてしまった。このため、アーム先端のバケットと用水路の法面に挟まれて、労働者が死亡した。
鹿嶋労基署によると、ドラグ・ショベルの運転者は…
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平成26年6月1日第2211号 掲載